療養食を食べてくれない猫ちゃんに四苦八苦
私はメーカー事務として働く35歳の女性です。家族5人と、サバトラ猫二匹(17歳と7歳)と一緒に暮らしています。
舌が肥えてる?療養食を拒否
今年で17歳を迎える猫が、高齢猫の宿命ともいえる慢性腎不全を患ってしまいました。
動物病院でオススメされた療養食を食べてもらおうとするのですが、今までに高価なフードを色々
与えすぎたせいでしょうか、全然食べてくれないのです。匂いをかいただけで穴を掘るしぐさに走る始末。
しかし今まで通りのご飯では、慢性腎不全は進行していく一方です。
なんとか食べてもらわねばと、フードに工夫を施すことにしました。
トッピングと香りプラスで飽きさせない
動物病院の先生から、猫は味よりも匂いにそそられて食欲が出るものだと聞きました。
なので、まずはカリカリを電子レンジでほんの少しだけ温めました。
こうすることで、ぬるくなったフードからカツオの匂いが立ちのぼり、
機嫌のいいときならゆっくりと食べてくれるようになりました。
しかし、その方法だけでは食べてくれない事のほうがやっぱり多いです。そこで、
大好物のドライフードを砕いたものをトッピングしてあげます。
そうすると、大好物に釣られて療養食まで食べきってくれるんです。
ちなみに、ドライよりもウェットフードフードをまぶした時のほうが猫のテンションは上がります。
そして、効果があるのかないのかよく分からないのですが、
療養食の袋の中に「お茶パックに封入したカツオブシ」を入れておく、という手も使っています。
カツオブシは猫用のものですが、食べさせたりはしません。
あくまでお茶パックに入れて香りつけをするだけで、においを移す目的のみに使用します。
カツオブシは塩分が高そうなので、腎臓を患っている子には
あげられないんですよね。でもカツオの匂いに惹かれるのか、食いつきはよくなりました。
食べてくれるようになってありがとう
結果は大成功です。以前のようにガツガツとはいきませんが、規定量くらいはしっかり食べてくれるように
なりました。人間だって入院食ばかり食べてたら気が滅入ると思いますから、猫ちゃんには可哀相なことをしているなと
思います。せめて少しでもフードを美味しく食べられる工夫をして、これからも長生きしてもらいたいです。